無気力試合の失格について思うこと。ロンドンオリンピックバドミントン
昨日、こんな記事を書きました。
無気力(八百長)試合 オリンピックバドミントン
https://www.netin-net.com/uncategorized/post-2711/
実際の試合映像はここで見れます。
無気力試合失格の試合映像
さて、今回問題になった実際の試合の映像を見て、失格はやむを得ないかなと思いました。今までも似たような例はあったけども、BWFも今まで、そうした行為は今までグレーゾーンで進めてきたわけですけど、今回の試合は、明らかにやり過ぎ。大会やオリンピックはもとより、バドミントンそのものを侮辱するような行為となってしまった為、これを戦略の一つと見過ごすには、さすがに無理があります。ただ、予選リーグを採用したことで、このような問題が起こることは想定できたわけだから、BWFの決めたこのやり方そのものに1番の問題があるのは明白です。その上で、予選リーグがあるならば、自国で金、銀を狙える国が、初戦でつぶし合わないようにすることや有利な対戦相手を選ぶことは戦略の1つにもなるわけです。難しいところですね。選手がかわいそうです。特に中国であれば選手に選択権は全くなく、コーチや監督は選手よりも国家のため、選手は言われたことを聞くしかないわけです。
そもそも、対戦相手の相性などで勝ち負けを調整するという行為は、以前からありました。例えば準決勝で同国同士が対戦した時に、決勝の対戦相手に相性が悪い方を負けさせるといったことです。もっと言えば、私たちが関わる通常の大会でもそうした戦略は見られるわけです。例えば、国体予選なんかで、実業団の同じチーム同士が当たったりすると、ゲームを行わず、棄権する試合が多く見られます。それも、戦略ではありますが、広い意味ではわざと負ける行為になり、スポーツマンシップに反する行為とも言えるのではないかとも思います。どうしてこんな、失格になってもしょうがないやり方になったのかは謎ですが、、、まぁ、こんなことでバドミントンが大きく取り上げられるのは寂しい限りです・・・。気持ちを切り替えて今日の、佐々木選手と藤井・垣岩ペアの試合を応援しましょう。
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