準々決勝~準決勝 第105回全英オープンバドミントン選手権2015 テレビライブ観戦 日本選手の試合感想。
全英オープンバドミントン選手権 準々決勝~準決勝です。準々決勝からテレビでの生放送が始まりますので、テレビでライブ観戦です。深夜帯で眠いですが、スポーツはやっぱライブじゃないとね!日本人選手の試合を観た感想を書いてみます。
男子シングルス準々決勝
- Lin Dan vs 桃田
21-18 21-19
桃田選手がLin Dan選手と初対戦しました。1ゲーム目は非常にいいゲームだったと思います。桃田選手も最初からスピード上げて頑張っていましたしね。18-18の競ったところから、最後は集中力、力の出すところのメリハリ、経験の差を見せられました。1ゲーム目を粘って取れていれば、また違う展開になったかもしれませんね。2ゲーム目は、1ゲーム目にスピードを上げた桃田選手のスピードが落ち、体力的にきついところで、体にブレが出て安定性に欠けてイージーなミスが増えました。Lin Dan選手もそのペースで無理をせず、体力を奪ってミスさせる展開で攻めてきましたが、そのゆっくりとしたラリーのおかげか、徐々に桃田選手も回復してきて、いいショットが出るようになったと思いますが、最後は届かず振り切られてしまいました。点数こそ18点、19点と2ゲーム目の方が多く取っていますが、下のポイント推移の通り、1ゲーム目は18-18まで接戦。2ゲーム目は、終始リードされ、試合をコントロールされての点数になります。
Lin Dan選手のゲーム運びの上手さを再認識する試合と共に、1番大きな差として感じたのはやはりフィジカルです。フィジカルにはまだまだ相当の差があるんじゃないかなと思います。ただ、色々な課題も見つかったでしょうし、手ごたえがあって自信になったところもあったと思うので、今後の糧にして頑張ってもらいたいですね。
男子ダブルス準決勝
- 早川&遠藤ペア vs Mathias Boe Carsten Mogensen(DEN)
21-13 / 16-21 / 17-21
1ゲーム目は1度もリードを許さない展開で、このままの流れで2ゲーム目もいってくれー!と思いましたが、そんな甘くはなかったですね。2ゲーム目はデンマークペアも徐々に試合のリズムをつかんでいき、12-12からは、常にリードされた展開でセットを失いました。3ゲーム目も前半こそ競りましたが、2ゲーム目の展開から切り替えきれないような雰囲気で、サーブ周りでやられてしまったように思います。相手のサーブをなかなか沈めることが出来ず、終始受けに回ってしまうような状態でした。我慢が必要な展開だったかと思いますが、デンマークペアの状態も非常に良かったので、早川&遠藤ペアもなんとか踏ん張ろうと我慢のラリーを続けていましたが、なかなかチャンスが回ってきませんでしたね。ボーのサーブもかなり高かったように見えましたけどね・・・。
男子シングルス準決勝
- 佐々木 vs Jan O Jorgensen (DEN)
11-21 / 12-21
佐々木選手のシングルスですが、正直、ヨルゲンセンが良すぎた印象はあります。気力体力ともに充実している感じが溢れ出ていました。粗さが結構目立つ選手ですが、ミスする気配が全然なかったですもんね。あそこまで状態が良いとなかなか勝機を見つけるのは難しいかなぁと。でも、佐々木選手は全英初のベスト4です。まだまだ戦っていけると思うので、これからのオリンピックレースも頑張ってもらいたいですね。
残念ながら日本選手は準決勝で敗退です。全英ということもあり、ヨーロッパの選手のコンディションの良さが目立つ印象です。
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