藤井・垣岩ペア決勝へ ロンドンオリンピックバドミントン 女子ダブルス 準決勝

藤井・垣岩ペアが準決勝を勝ちました!ライブで見ようと深夜まで起きてました。(というかほとんど朝だけど・・)相手は格下のカナダペア。決勝確実、負けるわけがない、絶対負けられない、といった計り知れないプレッシャーの中、動きの硬さが画面からもひしひしと感じられ、見ていてなかなか胸に詰まるものもありましたが、見事に勝ちました。冷静に試合内容だけを見れば、ひどい内容だったと思います。前への積極性もないし、足も止まってるし、とにかく、大事に行こうという受け身のバドミントン。解説の銭谷さんも、受けちゃダメ。攻めなきゃを連発し、かなりイライラしてましたね(笑)対して、カナダペアは失うものは何もなく、ただ全力でぶつかればいいだけ。他の競技でもそんな精神的なプレッシャーで、持っている力が出せないといったことがありますね。

男子シングルスの佐々木選手はリンダンに対しては、カナダペアと同様思い切ってやればいいだけ。そういった精神状態の時はいい試合ができるというのは、やっぱりスポーツには精神的な面が大きく関わってくるんだなぁとあらためて思いました。そして、同時に、いつもそういう精神状態でありながらほぼ全ての試合で決勝まで勝っちゃう、リンダンやリーチョンウェイ、ユーヤン・ワンシャオリーはすごいんだなと思いました。ただ今日の試合は、そういった試合内容で評価する試合ではないのです。今日の試合は相手がどーのこーのというよりも、自分達との戦いです。途中、プレッシャーにつぶされそうな場面もありましたが、2人で声掛けあって見事に乗り切ったと思います。大きな経験をして、1つレベルアップしたんじゃないですかね。

決勝は、中国の2番手のダブルス。今度は、絶対負けられない中国と、チャレンジャーでいられる日本ペア。そして、実力的にも決して勝てない相手ではないと思うのでチャンスは大いにあると思います。試合は8月4日(土)23:45~です!


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