ロンドンオリンピックバドミントンで起こった無気力(八百長)試合について

ロンドンオリンピックバドミントンの予選リーグが終了しました。藤井・垣岩ペアは2勝1敗で3チームが並び、得失ゲーム数、得失セット数でも並び、なんと得失点差で1点上回り予選2位を決めました。スエマエペアは2勝1敗ながら得失ゲーム差で負けてしまいました。調子はかなり良さそうだっただけに、ほんとに残念ですね。さて、スエマエを敗退に追い込んだ、中国vsデンマークでの中国のストレート負け。この結果もどうなんだろう?と思うところもありますが、このペアが2位抜けになったことで、他のリーグで、同国同士が準々決勝で当たらないように、わざと負けるといった試合が出てきてしまいました。
五輪=バドミントンで「無気力試合」、国際連盟が中国選手ら非難
https://jp.reuters.com/article/tk0863328-oly-badm-bdwdob-group-charge-d-idJPTYE87002M20120801
五輪女子バド 中国ペアの無気力試合に韓国激怒
http://news.livedoor.com/article/detail/6811520/

準々決勝で同国が当たる可能性を作った予選リーグの組み方、そもそも、予選リーグがある時点でこんなことが起きるのは想定内。問題視してるけど、なでしこの2位狙いの引き分け指示も似たようなものだと思いますけどね。日本ではNHKの地上波でスエマエの放送を予定していましたが、戦う前にリーグ敗退が決まり放送がカット。これが現実です・・・。メダルの可能性が無いと取り上げられないという・・・。なでしこも、スポーツマンシップに則って正々堂々戦うよりも、力を抜いてでも、メダルに近いだろうという方法をとったわけです。でもそれもこのやり方で組まれているのであれば試合の一部かなと思うし、メダルを取ることで、メディアからの扱いも変わり、スポンサーがついたりと、人生が変わるわけなので、釈然としませんがそれもしょうがないのかなぁと思います。その時の相手、サポーター、視聴者に対しての侮辱行為ではあるとは思いますが・・。

中国も、メダル獲得により、選手やコーチ、協会などは国から得るものが、スポーツマンシップを天秤にかけてもずっと大きくなってしまうものなのでしょうね。でも、ユーヤン・ワンシャオリーペアは全てのバドミントンの種目の中でも、最も金メダルは確実だろうと考えられる、世界でも圧倒的な力を持ったペア。本人達も、わざと負けるにしても、もう少しごまかしようがあったのに、サーブをネットに掛けたり、相手のサーブを打たなかったりと、あからさまな方法で負けた。というところで、八百長試合に抵抗を見せていたんじゃないかと思いたい・・。それにしても、最も長いラリーが4回って・・・(^_^;)やっぱり予選リーグは要らないんじゃない?柔道みたいに敗者復活とかで、うまく組めないのかね?ちょっと残念なできごとでした。


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